シックハウス症候群が及ぼす影響・健康問題

シックハウス症候群は年々増えており、化学物質過敏症やアレルギーとも重ねて発症したり、境界線があいまいなようです。
そして、シックハウス症候群の患者の8割以上が、アレルギー性鼻炎など他の何らかのアレルギー疾患を持っているとの調査結果もあります。
かさねて発症すると症状が重くなったり、他の健康障害を発症するリスクも高まる可能性があるそうです。
また、呼吸によって有害な化学物質を体内に取り込むと肺から血液に入ってしまい、全身をめぐるため、症状が全身に広がる恐れがあるそうです。
イスのイメージ胎児にも有害化学物質による影響が出るそうです。この影響は妊娠の自覚のまだ少ない妊娠1ヶ月の頃が一番大きいというので驚きです。
結婚のタイミングで新居を購入したり、引越しをしたり、新しい家具を揃えたりする場合も多いでしょうし、妊娠をきっかけに自宅で過ごされる時間が多くなる方もいらっしゃると思うので、もっと注意が促されても良い情報のように思います。

ただ、シックハウス症候群と診断され、原因を取り除くことができたり、対策をして適切な治療を受ける事ができれば元の健康な状態に戻る、または日常生活が送れる程に症状が改善される方が大半だそうです。
他の健康障害を誘発したり悪化させない為にも、正しい診断を受け、対策をとることが大切なようです。
症状が極端に重くなってしまうと、病院の臭いや空気でも体調が悪くなってしまい、通院が困難になるケースもあり、早目に受診した方が良さそうです。